第20巻4431番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4431番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4431番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 佐左賀波乃 佐也久志毛用尓 奈々弁加流 去呂毛尓麻世流 古侶賀波太波毛 |
訓読 | 笹が葉のさやぐ霜夜に七重着る衣に増せる子ろが肌はも |
かな | ささがはの さやぐしもよに ななへかる ころもにませる ころがはだはも |
英語(ローマ字) | SASAGAHANO SAYAGUSHIMOYONI NANAHEKARU KOROMONIMASERU KOROGAHADAHAMO |
訳 | 笹の葉が風で騒ぐ霜の夜に着物を7枚も着るけれど、あの子の肌の暖かさにはかなわない。 |
左注 | (右八首昔<年>防人歌矣 主典刑部少録正七位上磐余伊美吉諸君抄寫 贈兵部少輔大伴宿祢家持) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月、年紀、防人歌、古歌、伝誦、望郷、恋情、磐余諸君 |